ギターを弾いていますが、
自分の音楽表現が見つかりません。
どうしたらいいのでしょう?
こんな疑問に答えます。
自分の音楽表現を見つける
「自分の音楽表現」を見つけるために、音楽を続けています。
見つかったら、そこで、音楽人生は終わるでしょう。
「自分の音楽表現をしなければ、世間に認められない」と、私は思っていました。
そんな考えをしていた20代の頃は、辛かったです。
だって、自分の音楽表現なんて、なかなか、見つかりませんからね。
「自分の音楽表現」とはなんでしょう?
「自分らしさ、自分の個性を音で表したもの」と言ってもいいですよね?
坂本龍一さんのインタビュー
個性に関して、とても参考になる、
坂本龍一さんのインタビューがあります。
「個性とはどうやったらできるんですか?」と質問したところ、
「僕に個性はないなぁ……」と言われてしまったそうです。
嘉島唯さんのnote記事
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21204041/rectangle_large_type_2_b0cd99e5e3c4eb4ee986ade830936eb7.jpg?fit=bounds&quality=85&width=1280)
個性なんて無理に出そうとしなくても、出てしまうもので、
音楽の後ろに隠すくらいでちょうどいいでしょう。
そもそも、音楽自体が力を持っています。
ドキュメンタリー映画「クインシーのすべて」から
「クインシーのすべて」というドキュメンタリー映画の中で、
クインシー・ジョーンズのこんなセリフがありました。
「凄くないか?同じ12音が710年間、使われ続けている。
全ての人に、ブラームス、ベートーヴェン、ベイシーにボ・ディドリー、ヘビーだ!」
「クインシーのすべて」ドキュメンタリー映画
音楽そのものが持つ、力の凄さを、表現しています。
「自分の音楽表現」が見つからないからこそ、
試行錯誤しながら、音楽が続けられるのでしょう。
私の例になりますが、自分の個性を出すのを、
意識的にやめてから、音楽が充実して、仕事も増えました。
自分の音楽表現にこだわらなくなったことで、新しいものを、吸収することが出来ました。
音楽人生、一生をかけるつもりで、「自分の音楽表現」を見つけるプロセスを楽しみましょう。
Progress not Perfection.
(完璧じゃなくてもいいから、前進しよう) 「前に進む力」By Douglas Purviance(Amazon book)