ギターを弾いていますが、
自分の音楽表現が見つかりません。
どうしたらいいのでしょう?
こんな疑問に答えます。
自分の音楽表現を見つける
「自分の音楽表現」を見つけるために、音楽を続けています。
見つかったら、そこで、音楽人生は終わるでしょう。
「自分の音楽表現をしなければ、世間に認められない」と、私は思っていました。
そんな考えをしていた20代の頃は、辛かったです。
だって、自分の音楽表現なんて、なかなか、見つかりませんからね。
「自分の音楽表現」とはなんでしょう?
「自分らしさ、自分の個性を音で表したもの」と言ってもいいですよね?
坂本龍一さんのインタビュー
個性に関して、とても参考になる、
坂本龍一さんのインタビューがあります。
「個性とはどうやったらできるんですか?」と質問したところ、
「僕に個性はないなぁ……」と言われてしまったそうです。
嘉島唯さんのnote記事
個性なんて無理に出そうとしなくても、出てしまうもので、
音楽の後ろに隠すくらいでちょうどいいでしょう。
そもそも、音楽自体が力を持っています。
ドキュメンタリー映画「クインシーのすべて」から
「クインシーのすべて」というドキュメンタリー映画の中で、
クインシー・ジョーンズのこんなセリフがありました。
「凄くないか?同じ12音が710年間、使われ続けている。
全ての人に、ブラームス、ベートーヴェン、ベイシーにボ・ディドリー、ヘビーだ!」
「クインシーのすべて」ドキュメンタリー映画
音楽そのものが持つ、力の凄さを、表現しています。
「自分の音楽表現」が見つからないからこそ、
試行錯誤しながら、音楽が続けられるのでしょう。
私の例になりますが、自分の個性を出すのを、
意識的にやめてから、音楽が充実して、仕事も増えました。
自分の音楽表現にこだわらなくなったことで、新しいものを、吸収することが出来ました。
音楽人生、一生をかけるつもりで、「自分の音楽表現」を見つけるプロセスを楽しみましょう。
Progress not Perfection.
(完璧じゃなくてもいいから、前進しよう) 「前に進む力」By Douglas Purviance(Amazon book)