エレキギターを指弾きするギタリストってどんな人がいるの?
エレキギターを指弾きするギタリスト、個性派9人の紹介です。
ジェフ・ベック Jeff Beck
エリッククラプトン、ジミーペイジとともに、ブリティッシュロックギタリスト御三家と言われていました。トレモロアームも多用。
マイケル・リー・ファーキンス Michael Lee Firkins
1stアルバム「Michael Lee Firkins」は10万枚のセールスを記録。実力派、隠れた名手ですね。100%指弾き、というわけではありません。フラットピック、サムピックも使います。年を取るにつれ、深みを増している気がします。
マーク・ノップラー Mark Knopfler
1970年代から活躍した人気バンド、ダイアーストレーツのフロントマン。1983年に来日。大ヒットした曲「マネー・フォー・ナッシング」のレコーディングにはスティングも参加しています。
タック・アンドレス Tuck Andress
パティ・キャスカートとの夫婦DUOで独自の世界感を作っています。
「賛美歌とキャロルと雪についての歌」何度も聴いている、私のお気に入りのアルバム。
タックのクリスマス・ギターソロアルバム。シンプルなメロディーをばらして、組み立てて、アレンジしています。ほんのりと、コーラスがかかっているのも、良い感じ。すごく勉強になる一枚。
ケビン・ユーバンクス Kevin Eubanks
1995年から2010年まで、ジェイ・レノのホストを務めるザ・トゥナイト・ショー・バンドのリーダーでした。1990年代、私がボストンに居た時、毎日この番組を観ていました。メロウトーンで、太い音、ゴリゴリ、バキバキと弾いていました。基本的に人さし指、親指を使います。
スタンリー・ジョーダン Stanley Jordan
この人が出てきた時も衝撃でした。両手タッピングで極めた人。
ジョン・アバークロンビー John Abercrombie
結構、歪み系がお好き。しっかりとアウトサイドにも行っています。
ウェス・モンゴメリー Wes Montgomery
オクターブ奏法といえばこの人。コードソロも素晴らしい。
ミック・グッドリック Mick Goodrick
最後に、パットメセニーの御師匠、ミック・グッドリック。ボストンで何度か演奏を聴きました。
「All the things you are」の始めのFmのコードでも度肝を抜かれた思い出があります。
孤高の求道者。右手のフォームがクラシカル奏法的。
ミックの教則本。アメリカで20年以上に渡り愛読される即興演奏のアイディア集。エグイコード連発、発想力が凄いです。