AER BINGOⅡアコースティックアンプって、実際どうなの?
こんな疑問にお答えします。
こんにちは、ナオクです。
アコースティックギターアンプの定番、AER BINGOⅡについて、
17年間、実際に使ってわかった、良い点(長所)、悪い点(短所)、
評価ポイント、感想をまとめました。
良い点(長所)
耐久性がある
ドイツ製。頑丈。
キャリーカートでゴロゴロ運んでいますが、
17年以上使って、トラブルなし。いまだ現役。
エフェクト音が美しい
4種類のプリセットエフェクト
1. Warm hall Reverb
2. Bright hall Reverb
3. Chorus +Reverb
4. Flanger
リバーブがきめ細かくて気持ち良い。
小型サイズ
持ち運びしやすいサイズ。重量8.5kg。専用のケースもあり。260㎜(H)×330㎜(W)×235㎜(D)
素直な音
アコースティック系の楽器にぴったり。
BINGOは原音に忠実な、ナチュラルな音に、相当こだわっています。
サイズのわりにパワーがある(60W)
200人位の会場のライブでも使っています。
2つの入力が嬉しい
ギターとボーカルなど、同時に2チャンネル使えます。当然バランスも調整できます。
一つはファンタム電源が供給できるので、コンデンサーマイクも使用可能。(30V)
プリアンプを使わず、ギターをアンプに直接つないでもOK。
ヒューズが手に入りやすい
17年間で一度だけ交換しました。
推奨ヒューズ(250V 2A 20㎜×5㎜)
リアパネルにも入出力が豊富
ヘッドホーンアウト
チューナーアウト
ラインアウト
DIアウト
センド
リターン
フットスイッチ
高級感があるブラックボディ
シンプルなデザイン、エンボス加工(まだら模様の凹凸)で、手触りもよい。
以上、良い点(長所)。
次に悪い点(短所)をまとめます。
悪い点(短所)
価格が高い
しかし、性能、コスパを考えると、私は納得しています。
1つのチャンネルはミドルなし
ベース、トレブルはあります。
交換用、パネルスポンジの価格が高い
純正品の価格は高いので、適当なスポンジを切って、貼り付ける手があります。
鉄パネルの見た目は悪くないので、私はスポンジなしで使っています。
以上、悪い点(短所)でした。
まとめ
当時、Roland AC-60 とAER BINGOⅡどちらを買うか迷いました。
結局、音を比べて、AER BINGOⅡに決定。
私はアコースティックギター(Martin JC-40)、ガットギター(Ishii Sakae、石井栄、ピエゾ+マイク)、
エレキギター(Gibson ES-125)、Mic(ダイナミック、コンデンサー)、L.R.Baggs iBEAM ACTIVE
プリアンプとして、Boss AD-5を使用。
AER BINGOⅡアンプを使った参考演奏動画 (星野ゆか YouTube)
原音重視、素直な音がありがたや。
温かい音を求める、アコースティック系ミュージシャンにおすすめ。中古でも人気ありますね。
AER BINGOⅡがないと仕事になりません。
現在は、AER COMPACT60 II という名前で製造されています
オーストラリア出身の天才フィンガースタイル・ギタリスト、トミー・エマニュエルも使っています。
サウンドメイキング、セッティングの説明動画(AER Compact 60)